洛和会ヘルスケアシステム 理事長
アップデート
矢野 裕典(やの ゆうすけ)
洛和会ヘルスケアシステムの職員が、
医療、介護、保育の分野での日常的な研究や事例を発表します。
さらに特別講演では「KISA2隊」の宮本先生が登場します。
ぜひご来場ください。
矢野 裕典(やの ゆうすけ)
洛和会ヘルスケアシステム 理事長
洛和会ヘルスケア学会は、今年度も、会場開催とオンラインを併用して行います。
医療・介護・保育・障がい者福祉の分野での研究発表はもちろん、働き方、TQM活動を含めて、広く発表が予定されています。「言いたいことを言ったらいい」という機会にしてもらいたく、職場ごとに必ず発表する方式から、自主性を尊重する手あげ式として取り組みを進めてもらっています。特に、今回は、これまでの研究発表と変化している箇所・内容に注目してください。
改めて、洛和会ヘルスケアシステムとして学会をやる意味とは、矢野一郎会長から続く、「臨床や仕事だけでない、研鑽の重要性」を重んじ、人づくりにつながるということにあります。外部の学会ももちろんありますが、洛和会内部で行う以上は、他の職種の発表を見たり、いろんな職員とも出会って話す機会になります。特に、会場開催に当たっては、これからはもっと家族で来て欲しいと考え、新しい仕組みを導入しました。会場発表では、当日開催する農業に関する取り組み、キッチンカーなど、特色ある企画を打ち出しました。
会場に参加できない職員の方も、オンラインでの発表は特に職種横断的に見てもらいたいです。
今後数年で、洛和会ヘルスケアシステムとしては、洛和会京都厚生学校を新築移転し、教育・研究の体制をより整えていくほか、全職場に関わるTQM活動を推していきます。洛和会ヘルスケアシステムが参加するV H J機構でご一緒する麻生飯塚病院(福岡県)も恵寿総合病院(石川県)も活発にTQM活動に取り組んでいます。洛和会ヘルスケアシステムもグループで取り組んでいき、職員の人間力を高め、一人ひとりが成長していくことを応援していきます。
平岩 望 (ひらいわ のぞむ)
第33回洛和会ヘルスケア学会 会長
洛和会東寺南病院 院長
今回の第33回洛和会ヘルスケア学会は、『アップデート』というテーマのもと、昨年同様「みやこめっせ」会場での開催となります。
約3年に及んだ新型コロナウイルス感染症はまだ油断は出来ない状況ではありますが、講演やポスター発表という質疑応答が出来るものとなり、直接対面による議論がいかに私達にとって重要なものであるかをあらためて感じております。今回、応募演題が医師発表は10題に倍増、全体でも190演題に増加していて、皆様も同様な思いでおられることを強く感じさせていただいたとともに、実際の学会の場でコロナ前のように多くの洛和会ヘルスケアの職員が集い、対面・ポスター発表で質問や議論が活発に行われることを心から期待しています。
私の住む滋賀県には、「自分よし、相手よし、世間よし」の「三方よし」の精神が尊ばれてきておりますが、洛和会ヘルスケアシステムも「患者さん利用者さん」とってよし、を与えるだけでなく、「所属する職員のひとりひとりに」とっても、「地域の全ての住民の方々」にとってもよしとされる存在であり続けること、このことも私たちの目標の一つでしょう。その中でも地域性を重視しまして今回、この京都で新しい在宅診療と救急医療の連携を形成されているKISA2隊の宮本雄気先生(「お館様」兼「柱の一人」に相当されるでよろしいのでしょうか)の講演とパネルディスカッションを準備しております。また学会そのものの『アップデート』の現れとして、職員ご家族が楽しめるキッチンカーやキッズコーナー、絵本交換会なども企画されております。
発表と職員同士の相談・アドバイスを通して得た知識、経験を職場で共有して医療・介護の質を向上させていくことができ、私達洛和会の職員の心が弾み一歩前進したくなる、そんな気持ちへの一助となる学会になりますことを心から願っております。
そのためにも皆様の学会へのご参加をお待ちしております。
全国に先駆けて新型コロナウイルス感染症患者に対して訪問診療提供を全国に先駆けて開始したKISA2隊。その仕掛け人が、KISA2隊の結成秘話と結成後の活動内容について、そしてKISA2隊が掲げる「ポストコロナにおける新しい地域包括ケアシステム」についてお話しします!
宮本 雄気(みやもと ゆうき)
医療法人双樹会 よしき往診クリニック
京都府立医科大学 救急医療学教室
一般社団法人KISA2隊京都
神谷 亨(かみや とおる)
洛和会音羽病院 院長
在宅医療や救急医療を精力的に展開している現役医師たちが、未来に求められる地域連携の在り方について熱く語ります!
宮本 雄気(みやもと ゆうき)
医療法人双樹会 よしき往診クリニック
京都府立医科大学 救急医療学教室
一般社団法人KISA2隊京都
矢野 裕典(やの ゆうすけ)
洛和会ヘルスケアシステム 理事長
隅田 靖之(すみだ やすゆき)
洛和会音羽病院 救命救急センター・
京都ER センター長
稲井 理仁(いない よしひと)
洛和会音羽リハビリテーション病院
在宅医療支援センター センター長
神谷 亨(かみや とおる)
洛和会音羽病院 院長
宮本 雄気(みやもと ゆうき)
2012年 京都府立医科大学卒業。
湘南鎌倉総合病院・京都府立医科大学 救急医療学教室などで救急・集中治療に携わる一方で、2016年より医療法人双樹会 よしき往診クリニックにて在宅医療にも従事。その後、東京大学 医学系研究科 公共健康医学専攻を経て2021年より現所属。
2021年2月より京都府新型コロナウイルス感染症 在宅フォローアップチーム(KISA2隊)を立ち上げ、全国に先駆けて新型コロナウイルス感染症患者に対する在宅医療の提供を行う。
2012年 | 京都府立医科大学医学部医学科 卒業 |
2012年 | 医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 初期研修医 |
2014年 | 京都府立医科大学 救急医療学教室 医員 |
2017年 | 医療法人 双樹会 よしき往診クリニック 非常勤医師 |
2018年 | 京都府立医科大学 総合医療・医学教育学教室 助教 |
2019年 | 東京大学 医学系研究科 公共健康医学専攻(専門職学位課程) |
2021年 | 京都府立医科大学 救急医療学教室 医員 医療法人双樹会 よしき往診クリニック 医員 KISA2隊京都 隊長 |
日本救急医学会 救急科専門医
日本集中治療学会 集中治療専門医
日本在宅医療連合学会 評議員
日本在宅ケアアライアンス 新型コロナウイルス感染症対策班
公衆衛生学修士
NPO法人 EM Alliance 理事 日本DMAT隊員
当会の職員がカテゴリーごとに
口演と展示形式に分かれて発表します。
TQM活動を行っている当会外の病院から過去に優秀賞をとられた改善事例について、招聘発表があります。
(京都府立医科大学附属病院、国立病院機構あわら病院、国立病院機構南京都病院)
学会支援アドバイザーによる特別プログラムを開催。
読まなくなった絵本・児童書をお持ち寄りください。 持ち込みのみ、引き取りのみも大歓迎! 残った本は京都市子育て支援総合センターこどもみらい館内の子育て図書館に寄贈します。
新しい絵本と出会ってみませんか? 児童用の読書スペース、キッズコーナーもあります。
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
(地下鉄 東西線「東山駅」から 徒歩8分)