洛和会京都呼吸器センター 参与 兼
洛和会学術支援センター センター長
長坂 行雄(ながさか ゆきお)
洛和会ヘルスケアシステムの職員が、医療、介護、保育の分野での日常的な研究や事例を発表します。
さらに特別講演では国際ジャーナリストの堤未果さんが登場します。
ぜひご来場ください。
今年度の洛和会ヘルスケア学会は、昨年までの参加者のアンケートと意見を踏まえて、口演発表の時間を多様化させました。また、今年度も会場開催と併せて、ホームページでのアーカイブ公開を行います。
洛和会らしさ、ということでいえば、業務改善のTQM活動がありますので、ぜひ会場参加者の皆さんは、ご自身に関わる分野の発表だけでなく、洛和会TQM支援センターの発表も見てください。それぞれの口演についても、日常業務の成果発表として、あるいはこれまでの業務を検証する機会として用意されている演題が多くあります。
当日、会場では職員向けの託児所も設け、できるだけ参加しやすい環境を整えましたので、ぜひ出席してもらいたたいと思います。ですが、業務やプライベートの予定などがあり会場参加がかなわない方についても、ぜひ本冊子および開催後に振り返りとしてアーカイブで職種横断的に見てもらいたいです。
洛和会ヘルスケアシステムは、毎年、規模および職員数が拡大しています。洛和会ヘルスケア学会は、洛和会らしさを体現する機会ですので、他の職員の日々の研究成果を見て、今後のご自身の業務を見つめ直すきっかけになればと思い開催しています。ぜひ、自己研鑽の機会として活用して、次年度に向けてご自身の研究課題を見つけたり、業務に活かしたりと、成長の機会につながる取り組みとしてください。
それでは、会場やホームページでお会いしましょう。
今年も恒例の洛和会ヘルスケア学会が、令和6年10月20日(日)に開催されることとなりました。テーマは「愛と思いやり-その優しさが地域社会を支える-」です。第34回を迎えるこの学会は、5つの病院とクリニック、120を超える介護事業所、さらに関連事業部門、洛和会京都看護学校をはじめとする教育・研究部門、保育園を中心とした子ども未来事業部門など、総勢6,000人を超える洛和会ヘルスケアシステムの各組織に所属する多くの職員が一堂に会し、新しい知見や経験を発表し、各部署の実務や活躍、苦労などを、見聞きすることにより、これからの臨床・診療・研究・介護・育児などにすぐに生かしていただけると同時に、懇親を図る目的もあります。
今回から、運営担当がアローフィールドから学術支援センターに移り、午前中のみのコンパクト開催として、多忙な各職員が参加しやすくなりました。しかし内容は、今までよりもさらに充実し、一般口演131題、ポスター展示78題、特別講演2題、シンポジウム2席を予定しています。特別講演は、呼吸器勉強会でおなじみの、また睡眠時無呼吸症候群について造詣の深い洛和会京都呼吸器センターセンター長の長坂行雄先生、そして「ルポ食が壊れる」や「ショックドクトリン」など数多くのベストセラーの著者で国際ジャーナリストとして有名な私の大切でかつ尊敬する友人である堤未果先生をお招きしました。大いに盛り上がる講演になることと期待しております。落語よりも面白い私の基調講演もついでにありますので、ご期待ください。また、音声が聞き取りにくいことで、クレームの多かったポスター発表を国際学会などに準じて、自由な掲示ポスター閲覧の後に、時間を決めて発表者への質疑応答ができ、希望すれば後日質問に答えていただけるようなシステムにさせていただきました。当日、秋晴れとなることを期待すると同時に、多くの皆さまのご参加を心待ちにしています。
日本の4人に1人は呼吸器疾患で亡くなります。息切れの兆候やタバコの影響について解説します。
長坂 行雄(ながさか ゆきお)
洛和会京都呼吸器センター 参与 兼
洛和会学術支援センター センター長
国際ジャーナリスト堤未果先生特別講演の前座として、仰天するお話をさせていただきます。国際NGO「国境なき記者団」2024年5月の「報道の自由度ランキング」では、世界180カ国のうち日本は70位とG7で不動の最下位。このこと、知ってました?
これは“検閲” レベルがG7中最高ということです。というようなお話もさせてもらいます。
人工肉に培養ミルク、コオロギパンにワクチンレタス・・最新フードテックは地球を救うのか?グローバル企業が仕掛ける新たなマネーゲームが⾷とヘルスケアの関係を変えてゆく。国内外の取材から、世界が注⽬する⽇本の宝について語ります。
堤 未果(つつみ みか)
国際ジャーナリスト
細川 豊史(ほそかわ とよし)
洛和会ヘルスケア学会 学会長
洛和会ヘルスケアシステム総院長 兼 理事
洛和会丸太町病院院長
堤 未果(つつみ みか)
NY 州立大学国際関係論学科卒、NY 市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。
国連、米国野村證券を経て現職。日米を中心に各国の政治、経済、教育、医療、農政、食、エネルギー、デジタルなど徹底した現場取材と公文書分析による調査報道を続け、各種メディアで活躍中。
「 アメリカ弱者革命」で日本ジャーナリスト会議黒田清賞。
「ルポ貧困大国アメリカ」で中央公論新書大賞。日本エッセイストクラブ賞。
「 岩波書店100周年~読者が選ぶ岩波本」で著書二冊がトップ10入り。
◯ その他
「社会の真実の見つけ方」(岩波ジュニア新書)「日本が売られる」(幻冬舎新書)
「ルポ食が壊れる」(文春新書)「堤未果のショック· ドクトリン」( 幻冬舎新書)
「デジタル·ファシズム」(NHK 出版)「国民の違和感は9割正しい」(PHP 新書)等多数。
多くの著書は海外でも翻訳されている。
WEB番組「月刊アンダーワールド」キャスター。
「 ホンマでっか?! TV」
「 朝まで生テレビ」
「 羽鳥のモーニングショー」
「NHK クローズアップ現代」
「 NHK100分de 名著」
「 東京ホンマもん教室」
「 NHKマイ朝ラジオ」
「 J-WAVE Jam the World」等メディア出演多数。
専門家が登壇し、患者との良好なコミュニケーションで大切にしていることや「傾聴」とは、を紐解きます。
座長(指定討論)6職種が取り組むタスク・シフト/シェアの実際と課題を共有し、今後の展開について、議論を深めます。
座長⻑期に気管挿管による⼈⼯呼吸器管理が必要な患児は、⼦どもの成⻑とともに⾃発運動が増え予期せぬ動きをきっかけに計画外抜管につながることが課題であった。そこで、患児に関わる多職種でチームを結成し計画外抜管ゼロを⽬指した活動に取り組んだ。
中央超⾳波室で⻑年問題となっている⼼エコー図検査枠不⾜、多職種の業務負荷や時間外超過勤務の解消を⽬的とし、⼈員配置再考や⾮常勤職員の業務拡⼤を⾏った。検査総数や特殊⼼エコーは増加し、年間180万円の増収と医師の業務負荷軽減ができた。
健診では各検査で発⽣する待ち時間が課題であり、これまで各部署での改善を⾏ってきたが⼤きな成果に繋がらなかった。そこで健診に関わる全ての部署でチームを結成し、健診システムデータを解析し、待ち時間や特性を把握する事で待ち時間短縮を⽬指した。
外来診療の動線が悪く、患者・職員双⽅に無駄な時間が発⽣していた。そこで、患者が書きやすく職員が⾒やすい問診票をつくることで、診療の質を保ちながら外来診療の流れの効率化を図った。
131題
78題
小学校や塾では学べないお金の教室
実物の福祉用具を見て触れて感じてください
キャリアコンサルタントによる職員の家族、友人の就職相談会
次期電子カルテを体験してください
障がい福祉サービスや特例子会社の活動を知っていただく機会
選択制DCの制度説明、加入手続きサポートなど
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
(地下鉄 東西線「東山駅」から 徒歩8分)